「つながり」が広がる十勝と、若者たちの今【ラジオ記事】

こんにちは、野澤です。十勝のFMJAGAというラジオ局でたまにMCをやっているのですが、そのラジオのトークを一部ブログで配信しています。今回は最近感じたことや出会った人々、そして十勝の若い世代の話を中心にお届けします。


地元をつなぐイベント「リトルドートー」

9月の終わりに、大阪で「リトルドートー」というイベントを開催しました。このイベントは、道東や十勝にゆかりのある人たちをつなぐ場を作るためのもので、東京や札幌では以前から開催していましたが、大阪では今回が初めて。清水町、浦幌町、本別町といった自治体の協力を得て、町の方々にも来ていただき、交流を深める素敵な時間となりました。

当日は31人もの方が参加してくださり、20代から40代まで幅広い世代が集まりました。同郷のよしみで盛り上がる人や、「十勝に移住したいけど一歩踏み出せない」という悩みを話す人もいて、和やかな雰囲気の中でいろんな縁が生まれていました。こうした「ゆるやかなつながり」が、いずれは道東や十勝に帰ってくるきっかけになるといいなと感じています。


東京でも広がる「同好会」の輪

10月中旬には東京でも同様のイベントを開催しました。こちらにはなんと50人もの参加者が!最近は「東京同東同好会」や「関西同東同好会」といった自主的な集まりも活発で、20代の若い世代が中心となって、飲み会や交流の場を作っているそうです。

実はこの流れ、数年前に私たちが道東でインターンをしてくれていた学生たちが、上京後に始めた小さな集まりがきっかけでした。それが今では規模も広がり、私たちが「初めまして」となるほど新しい人々が集まる場になっています。こうした動きは、「十勝に戻りたい」「いつかまた道東で暮らしたい」という若者たちの思いをつなぐ大事な役割を果たしているんだなと実感しています。


若者が増える十勝

最近、日経新聞でも話題になりましたが、十勝では20代の若者が増えているというデータがあります。その背景には、農業をはじめとする産業の活発さや地域の魅力があるとされています。このニュースがSNSでも多くの反響を呼び、十勝のポテンシャルが全国的に注目されていることを感じました。

私自身、日々若い世代と関わる中で、彼らのエネルギーに圧倒されることが多いです。起業する人、生き生きと働く人、そして地域の未来を真剣に考える人たちが増えています。これからの十勝を支える世代と接する中で、「自分たちの世代は何ができるだろう?」と考える機会が増えました。


十勝が目指す未来

もちろん、地域ごとに課題や状況は異なりますが、十勝には「明るい兆し」がたくさんあります。特に、若い世代のポジティブな姿勢や「いずれは戻りたい」という思いを持つ人たちの存在は、この地域の未来を支える大きな力になるはずです。

これからもイベントやラジオを通じて、そんな十勝の魅力や可能性を発信していきたいと思っています。地域のつながりを深め、未来につなげる取り組みを続けていければ嬉しいです。


十勝での暮らしに興味がある方も、地元に思いを馳せている方も、ぜひこうした場に参加してみてください。新しい発見や出会いが、きっとあなたの中にも特別な何かを生み出してくれるはずです。

shigenoza.com


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