今日は札幌にあるカフェの紹介です。サッポロファクトリーの横にある「旧永山邸」の中にナガヤマレストというカフェが2018年6月にできました。いきなり、札幌の話をしたのには、理由があります。このカフェで提供しているソフトクリームが十勝産だからです。新得町の北広(ほっこう)牧場提供のソフトクリームが食べることができるのです。
今日はナガヤマレストについてと北広牧場のソフトクリームと牧場の取組を紹介していきます。
ナガヤマレスト
ナガヤマレストはサッポロファクトリーの東側に隣接しています。ファクトリーの横に公園と文化財があるのは知りませんでした。
屯田兵の生みの親と言われる永山武四郎が明治10年前半に建てた私邸だそうです。この建物は和洋折衷建築ということで、カフェのコンセプトも「和洋折衷」なんだとか。当時流行っていた洋食のイメージを残しつつ、オシャレスイーツも提供しています。
建造物の外観
建造物の内観
確かに和洋折衷ですね。
店内へ。レジにはお菓子などが置いてあります。お土産にもいいですね
店内の席です。2人席が並びますが、4人・6人席等にすることも出来ます。
カウンター席も
正直、オシャレで流行りそうな雰囲気がぷんぷんしました。ファクトリーの横で立地もよし。周辺には新築マンションも多いし、wifも完備されている。となれば若い人がたくさん来そうです。当日も平日15時くらいの来店でしたが、ほぼ満席でした。
北広牧場のソフトクリーム
最近、流行っているらしいもこもこアイスでした。パフェにもソフトクリームが乗っているということで、ソフトクリームとパフェを注文しました。
ソフトクリームは+50円でコーティングが可能。ストロベリーコーティング
抹茶パフェ 980円
パフェは提供がもたつき、少し溶けていました。(残念)
ソフトクリームの味はめちゃくちゃ濃厚でした。ミルクの味が強いというかなんというか。個人的にはとても好みの味でした。美味しかったです!
メニュー
洋食が充実しています。
北広牧場の取り組み
せっかくなので、北広牧場のことを。新得町にある北広牧場は、仕事でお付き合いがあるのですが、とても素晴らしい取組をされている酪農牧場の一つです。2018年からソフトクリーム販売事業を始めて、準備が出来次第、移動販売も開始される予定です。近いうちに十勝でも北広牧場のソフトクリームが食べられます。
ソフトクリーム事業を開始した理由がとてもストーリーがあって
ソフトクリーム事業を開始した理由
2016年に十勝を襲った台風の影響で、新得町で大規模な断水が起こったことがきっかけだった。北広牧場の地域は被害はなく、他地域の炊き出しなどをしていたのですが、そこで提供した食料に自社の製品はなく。。食を生産している企業なのに、提供できないというもどかしさがあった。その時から地元に貢献できる体制を作っておきたいとのことで、ソフトクリームの移動販売事業を進めることになった。自分たちが作ったものを美味しいと言ってくれる人がもしいる状況が作れたら、働くスタッフにとってもやりがいにつながることだから、そういうことも含めて、事業を開始することにした。
2016年に十勝を襲った台風の影響で、新得町で大規模な断水が起こったことがきっかけだった。北広牧場の地域は被害はなく、他地域の炊き出しなどをしていたのですが、そこで提供した食料に自社の製品はなく。。食を生産している企業なのに、提供できないというもどかしさがあった。その時から地元に貢献できる体制を作っておきたいとのことで、ソフトクリームの移動販売事業を進めることになった。自分たちが作ったものを美味しいと言ってくれる人がもしいる状況が作れたら、働くスタッフにとってもやりがいにつながることだから、そういうことも含めて、事業を開始することにした。
とおっしゃっていました。応援したくなりますね。
また素晴らしい取組とも書きましたが、少しだけ紹介しておきます。
酪農牧場にも関わらず、北広牧場では「年間休日100日、人事評価制度の導入」をしていて、働く人にとっても働きやすい環境を築きあげている牧場です。(酪農でも一般企業と変わらず休みが取れるような仕組みを作ることができる牧場が出てきたということです)
そのような制度をつくっている理由を若杉専務から聞いたお話がとても印象的でした。
取り組みを始めた理由
自分自身が酪農の仕事を好きになり始めてから思うことがあった。それは、酪農牧場に就職してくれたのに、辞めてしまう人たちがいたこと。こんなに面白い仕事なのに、それを伝えることができなかった。自分にもっとできることがあったのではないかと自問自答を繰り返している。そういう想いの中で「酪農という仕事をなりたい職業にしたい」という目標を持ち、様々な取り組みを始めた。
自分自身が酪農の仕事を好きになり始めてから思うことがあった。それは、酪農牧場に就職してくれたのに、辞めてしまう人たちがいたこと。こんなに面白い仕事なのに、それを伝えることができなかった。自分にもっとできることがあったのではないかと自問自答を繰り返している。そういう想いの中で「酪農という仕事をなりたい職業にしたい」という目標を持ち、様々な取り組みを始めた。
めちゃくちゃ熱いです。若杉専務の話を聞いていたら、酪農のことが本当に好きなんだなということが伝わってきます。こういう酪農牧場を僕はこれからも応援していきたいなと思っています。
なので、皆さんもぜひ、北広牧場のソフトクリームを食べてみてください!
札幌に行けない場合でも、近々、移動販売が始まると思うので、見つけたらぜひ食べてみてください!
北広牧場の求人
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