士幌町佐倉地区にある「佐倉カフェ」にいってきました。2018年春にオープンした佐倉カフェは、なんと「酪農家さん」が運営しているカフェです。立地はもちろん酪農牧場の真横にあります。
カフェではお腹がいっぱいになるほどの料理、自家製生乳を利用したヨーグルトやデザートなど、大満足なカフェでした。美味しいのはもちろん、行く途中の畑の風景も楽しめるため、十勝外から来た人とよく行くカフェです。
ランチタイムは予約を取らないと入れない場合も多いので、ぜひ電話一本入れてから向かってみてください。
カフェ
外観はこんな感じです
中は、カウンター席と
テーブル席
窓がないのは「外の風景は来るときに見たから、カフェにいる時は自分たちの時間、また料理を作ってるお母さんと会話するなどしてゆっくり楽しんでほしい」という理由だそうです。
オーダー
今日のきまぐれランチ
その日に仕入れることができた地元の食材を中心に日替わりで料理が提供されます。メインを「ハンバーグ」「生姜焼き」「ヒレカツ」から選択。その他に野菜中心のおかず7~9品とご飯と味噌汁がついてきます。
これがもう、お腹いっぱいになる量。女性には少し量が多いくらいかなという感じですが、品目も多いですし、少しずつたくさん食べられるので、完食できると思います。
他にも焼きカレーがメニューにありましたが、この日は売切れでした。
デザートセット
手作りケーキを2種類+自家製ヨーグルト+飲み物を選択できるお得なセットです。
どっちも美味しかったです!自家製のヨーグルトは牛乳の風味がしっかりしていて、たくさん食べたくなる美味しさでした。
さくら工房の自家製ヨーグルト
先ほど出てきた 自家製ヨーグルトは佐倉カフェを運営している「山岸牧場」で絞った牛乳を使い、横にある「さくら工房」で製造しているそうです。そして「佐倉カフェ」でもいただくことができます。
佐倉カフェを運営している「山岸牧場」自慢の牛乳を使い、牛乳の美味しさをそのまま引き出したヨーグルトをぜひ食べてみてください。
普段は士幌の道の駅や帯広駅などで販売しています。通販でも購入することが可能です。
酪農家のカフェができるまで
元々、酪農専業の家族経営の牧場だったそうですが、「牛のお尻ばかりを見て一生を終えたくない!」というユーモアたっぷりなお母さんが、様々なことを始めたことから、始まっているそう。
自分たちの美味しい牛乳をもっとたくさんの人に知って、味わってほしい。士幌の素晴らしい景色、農村の生活、酪農の仕事をもっとみんなに知って、楽しんでほしい。
そんな想いから、牧場で牛乳を生産するだけではない、酪農やその生活に関わる事業を展開されているそうです。一番印象に残っているのは「様々なことをやるために、酪農を頑張ってきたのではなく、やりたいことが出てきて、そしてみんなに伝えてたいことがあり、それを叶えるために、今の形ができてきた」ということでした。
カフェやヨーグルトの前に始めた「酪農体験のプログラム」は今でも受付しているそうです。(2週間以上前から予約が必要です)
プログラムも非常に工夫がされていて、カラフルで着たくなるつなぎを選び、牛に触れ合い、麦稈ロールで遊び、ただ、体験をするだけでなく、楽しく、そして興味をそそるような内容になっていて、小さいお子さんがいる方にはぜひおすすめしたい内容です。
「牧場のことがネガティブだった子供」も体験が終わったころには「牛が好きになった」「もっと牛乳をたくさん飲んでいきたい」と、ポジティブになって帰っていくそうです。
2019年頃には、カフェの建物の併設する形で宿泊も可能になるそうです。
農村風景をもっとじっくり味わってほしいとの願いから、一棟貸しで、宿泊も用意をするそうです。
これからの展開もとても楽しみです。ぜひ、行ってみてください。
カフェの詳細→佐倉カフェ
体験について→山岸牧場
ヨーグルトについて→さくら工房h
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