2018年1月25日~27日に開催された「第2回とかちリトル映画祭」に参加してきました。Youtubeで動画編集するようになってから、映像について興味が出てきたので、個人的にはとてもよい機会でした。こういう小さな町で小さいながらも映画祭みたいなことが開くことができること自体がとてもよい取り組みだと思います。ぜひ、今後も続けてほしいです!簡単に映画祭についてまとめてみました。第3回があればぜひ足を運んでみてください!
とかちリトル映画祭
とかちリトル映画祭は、毎年秋に開催されている札幌国際短編映画祭が全面バックアップして開催されていて、札幌国際短編映画祭で賞を受賞した作品を中心にみることができます!札幌国際映画祭に出展されている作品の中には、アカデミー賞にノミネート作品されるくらいレベルがものもあるようです。今回みた作品も面白いものがたくさんありました。(レベルが高いかどうかは、自分には判断できません・・・。)
参加はできませんでしたが、27日には、若者の作品、もしくは地元十勝の方の作品を発表するプログラムがありました。来年は自分の作品もここに出したい。と個人的な目標ができました。だから、来年第3回もぜひ開催してほしい!
それぞれのプログラムは基本的に、1プログラム前売り1000円でみることができます。また3日間のフリーパスは3000円で販売していました。今回、フリーパスを購入して、26日の5プログラムに参加し、1日映画三昧な日を過ごしました。とても楽しかったです。重ねがさね、ぜひ来年も開催してほしいとおもいます!
各プログラムについて
今回開催されたプログラムについてまとめておきたいと思います。どれもとても良かったです。
「My little guidebook」特別版(70分)
幕別町出身の逢坂監督が作った作品です。十勝の魅力がぎゅっと詰まった作品になっています。夏版、冬版を一つにした特別プログラムとして上映されていました。何度かみた映画ではありますが、改めてよい作品だなと思いました。Youtubeにもアップされているので、ぜひ、見て見てください!
「ブランカとギター弾き」監督:長谷井宏紀 (2015年 77分)
写真家・長谷井宏紀さんが自ら脚本・監督を務めた作品です。フィリピン、マニラのストリートで生きる子供達を主人公に抜擢して作った作品だそうです。見た人みんな、「よかった」と言っている作品でした。色々なことを感じことができたいい映画でした。
Special LIVE by suelu
「My little guidebook」の楽曲を提供しているsuelu さんのライブでした。めちゃくちゃ甘い声で、いい意味で眠気をさそう癒される曲ばかりでした。ぜひMy little guidebookで曲を聞いて見てください!
第12回 札幌国際短編映画祭「アワードプログラム A・B」
2017年秋に開催された札幌国際短編映画祭の受賞作品12本を上映。各部門でグランプリなどに選ばれた選りすぐりの作品を楽しむことができるプログラムになっています。下にプログラムに選ばれた作品を記載します。
アワードプログラムB
・最優秀ノンダイアログ賞
オーッサ (イタリア)
コマ撮りの作品でした。感動しました。一度コマ撮りをしたことがあるのですが、こんな美しい作品作るのはめちゃくちゃ大変だろうなと感じつつ、映像の世界観に引き込まれっぱなしでした。
・最優秀撮影賞
レジェンド Noriaki (オランダ)
2015年、世界最大のヴィケルスンジャンプ競技場(ノルウェー)で、葛西紀明選手を追ったドキュメンタリー。こういうドキュメンタリーを十勝の農家さんとかで作ってみたいと、見ながら思ってました。
・最優秀ミニショート賞
M.A.M.O.N. Monitor Ageinst Mexicans Over Nationwide (メキシコ)
トランプをネタにしたブラックコメディです。こういう作品が作れるのも「言論の自由」が保障されているからだなと、こういう世の中にうまれてきてよかったなと見ながら思ってました(笑)
・作品賞
The Cameraman (カナダ)
お父さんがハンチントン病を患い、そのお父さんを持つ兄弟が、折り合いをつけられない兄を弟エドが映像で記録を残すという作品でした。せつなくなる作品でした。(こういう作品の感想を書くのは難しい。。)
・最優秀コンテンポラリー, エクスぺリメンタルショート賞
Green Screen Gringo (オランダ)
緑色の合成できるグリーンスクリーン持って、ブラジルを歩き回って映像を作っている作品でした。街中にいる人を海辺にいるように見せたりなど。それが次第にどれが本物でどれが合成7日がよくわからなくなっていくという面白い発想の作品でした。
・最優秀国内作品賞
そうして私たちはプールに金魚を、 (日本)
2012年の夏、埼玉県狭山市にある中学校のプールに400匹の金魚が放た4人の女子中学生の実話?を元にした話?いまどきの女の子をうまく切り取った面白い作品でした。
個人的にはBのプログラムの方が面白かったです。
アワードプログラムA
・最優秀チルドレンショート賞
パンのとこやさん (韓国)
子供が選んだ作品賞だそうです。ベタな展開ですが、こういうアニメーションの作品の作ってる過程をみてみたいなーと思いました。
・最優秀学生監督賞
男の秘めたるはイヌ
妻と連れ添ってかれこれ20年の夫の性癖が、、、っていうアニメーションです。こういう表現もできるのが映像のいいとこだなと思いつつ、ちょっと刺激的な表現なので、個人差がありそう。
・最優秀脚本賞
ジョニーの休日 (日本)
彼女の家にいったら、姉が全員、元カノでしたというストーリー。個人的にはそれほど好きではなかったので、自分の興味のない範囲だったんだなと感じました。たくさん観れると自分の好き嫌いがわかってきてそれも自分自身、面白かったです。
・最優秀美術賞
幸福 (メキシコ)
毎日、夫からのレターを待っているおばあちゃんの話。おばあちゃんもだし、まわりのセットがとても綺麗な作品でした。美術賞になるのも納得!
・最優秀アニメーション賞
会社とは
アニメーションで抽象的に会社という組織がどう大きくなっていくかみたいなのを、表現するような作品でした。こういう発想で、映像を表現できると面白い。
・監督部門
SIGNATURE (日本)
渋谷の喧騒の中、中国から来た若者は「希望を暗記」しながら約束の場所へと向かう。という作品。こういう作品もつくってみたい。と以上が上映されたプログラムです。
以上がプログラムです。
普段見るようなことができない作品ばかりだと思うので、とてもよい機会にめぐまれました。ぜひ来年、第3回の開催も期待したいです!
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